Chnops's SDGO

▼前説と目次

※このページはmasuojan氏(外部リンク)の研究を保存するために引き継いだものです。

非常に難解で、おもっくそ長文になりますので、結果だけ知りたい方は以下の項目からチョイスして飛んじゃって下さいw
でも、①～③を読まないと、他の検証の意味が分かりにくいです。
読んでも意味不明ですけどね（笑）
理論は気にせず結果だけ知りたい場合は、⑦基本システムまとめと⑪移動速度の全てを見て下されば嬉しいです。
⑧特別機体と⑫ランキングは参考になると思います。

• ①はじめに
• ②考察方針と速度ステータス仮定
• ③実測データから独自の移動速度ステータスを設定
• ④水中マップの調査
• ⑤万能タイプが全ての基本速度
• ⑥上限と下限の調査
• ⑦移動速度基本システムまとめ
• ⑧特別機体
• ⑨EXスキル基本移動速度上昇
• ⑩その他の調査
• ⑪完結！移動速度の全て
• ⑫おまけi 移動速度が速い機体ランキング
• ⑬おまけii 変形バグについて
• ⑭あとがき

はじめに

いまだかつて誰もしたことがないであろう膨大な検証を実施し、移動速度（歩行及びホバー速度）のシステム全容を解明し、数値化、そして独自のステータスを作りました！

そもそもの検証の発端は、歩行よりホバーが10％以上速く、それが機動性UPスキルなどの上昇割合と同じことに気付き、また地上タイプも全く同じ割合で速くなっていることにも気付き、そこになんらかの法則があると思ったからです。

例①、地上マップにおいて
機動性UPが発動したザクⅠ（万能歩行）
AEUイナクト（万能ホバー）
グフ（地上歩行）
これら3機体は全く同じ移動速度になります。

例②、地上マップにおいて
赤い彗星のシャアが発動したシャアズゴック（水中歩行）
機動性UPが発動したケンプファー（万能ホバー）
軍人の矜持が発動したグフカスタムノリス（地上歩行）
イフリート改（地上ホバー）
これら4機体は全く同じ移動速度になります。

新しい方は知らないでしょうが、昔はSDGOWikiの機動性UPスキルの説明に、「移動速度UPは10％UP」って書いてありました。
それは実際に測った人がそれくらいの上昇量と判断して書いたみたいですが、現在は「2％UP」に書き換えられています。
実はこの2％UPという表記は、SDGOのあらゆるデータの元になる解析サイト（飛雪之城）からの情報でありますが、
「正しい解析数値」には間違いないのでしょうが、「実際の上昇量」とは全く違います！

実際の上昇量は、シンプルに測れば分かります。
例えばザクⅠ（万能歩行）のスキル発動前と後を実際に歩いて測ってみると、12~13％程度上昇しています。
一方、イフリート改（地上ホバー）のスキル前と後を実測すると、11％程度の上昇になります。
昔は10％と書かれていたのも納得ですが、でも10％ではありません。
上昇率は機体によって違うのです。

これはつまり、移動速度は％の上昇ではなく、攻撃値やHPなどと同じ、固定値の上昇と推測されます。
もし％上昇なら元々の速さに関係なく上昇率が同じでないとおかしいですよね？
決められた数値分の上昇なので、元々速い機体は上昇率が低くなるわけです。

じゃあ、私がそのシステムを解き明かし！数値化してみせようではないか！

考察方針と速度ステータス仮定

まず方針を考えるにあたり、スキル攻撃UPとかを方針・参考にしました。
スキル攻撃UPは、SDGOWiki上では「3UP」となっていますが、これは前述の解析サイトでは「10％UP」となっています。
それは攻撃ステータスの最大値30の10％という理屈になり、Wikiでは分かりやすく3UPという表記に変えられています。
一方、移動速度に関してはステータスも最大値もわからないので、解析値通りに「+2％」と表記するしかないわけです。

では、移動速度も勝手に最大値を仮定しましょう！
機動性UPスキルで「2％」上昇するので、分かりやすい数字にするために、移動速度の最大値を「100」とする！
そうすると、2％UPは、「2UP」ってことになります。

なお、後述の検証で解き明かしますが、実は移動速度の限界は「24」という数値になりまして、「最大値100」ってのはあくまでも考察方針のために考えた数字でございます。これ以後は二度と出てきませんので忘れて下さい（笑）

とにかく、機動性UPスキルでの上昇が「数値として2UP」と仮定して、実測データを元に解き明かしていきます。

実測データから独自の移動速度ステータスを設定

実測データ地上マップ
アフリカデザートを端から端まで歩き動画を撮り、フレーム数（時間）を計測
機動性UPスキルを持つ機体で、さらにスキルパーツニュータイプ覚醒（移動速度UP）を付けて、2段階の速度UPを計測

機体	適正・形態	通常	機動性UP発動	+NT覚醒
スラザクウォーリア	万能・歩行	1090	971	870
ジンハイマニューバ	万能・ホバー	967	863	788
パワードジム	地上・歩行	968	865	790
ドムトローペン	地上・ホバー	872	791	726
ジムコマンド	宇宙・歩行	1166	1029	919
ジオング	宇宙・ホバー	1027	925	830

フレーム数に誤差が出ていることは申し訳ありません（笑）ちょっと動画ソフトの性能が悪い。
でも、色分けした部分が同等速度であることが推測されます。
明らかになんらかの法則があることが分かりますよね。
宇宙タイプは、万能と歩行に比べると同等の数値がありませんが、ジオング1027を見ると、スラザク1090とジンハイ967のちょうど真ん中の速度になっています。
1090+967＝2057　2057÷2＝1028.5

次にそれぞれの上昇率を計算しました。宇宙は省く。

機体	適正・形態	通常	→	機動性UP発動	→	+NT覚醒	合計上昇率
スラザクウォーリア	万能・歩行	1090	12.4%UP	971	11.6%UP	870	25.3%UP
ジンハイマニューバ	万能・ホバー	967	12.0%UP	863	12.0%UP	788	22.7%UP
パワードジム	地上・歩行	968	11.9%UP	865	9.5%UP	790	22.5%UP
ドムトローペン	地上・ホバー	872	10.2%UP	791	8.9%UP	726	20.1%UP

基本的に速くなればなるほど上昇率が下がっているのが分かると思います。
一番右の合計上昇率を見てもらえれば一目瞭然です。
これはつまり、上昇値が固定値であり、％上昇ではないことを明確に示します！

上記の表だけではなく、もっと数多くの実測データを取っており、色々なパターンで上昇量を計測しました。
そして集めたデータから、「万能歩行タイプは機動性スキルで12.5％上昇する」と断定しました！（上記の表では12.4％ですが、誤差です）

その12.5％を基準として、「12.5％上昇することで、数値として2UPする数値」を計算で割り出します。

計算式　1.125X＝X+2　X＝16　　これが私の理論の最大のポイントです！

この計算で出した16という数値が万能歩行タイプの速度ステータスであり、2UPの法則と合わせて、これ以降のほぼ全てのに検証に合致したので、移動速度システムの全容を明らかにする事ができました。

では続けて意味不明な理論を説明していきます。

能歩行タイプ16（速度）と、フレーム数1090（時間）を掛けることで、仮定距離を出します。
16×1090＝17440（仮定距離）

そして仮定距離17440を、実測データの全てのフレーム数（時間）で割ることで、それぞれの仮定速度数値を出しました。矢印は四捨五入です。

機体	適正・形態	通常	機動性UP発動	+NT覚醒
スラザクウォーリア	万能・歩行	16	17.96→18	20.05→20
ジンハイマニューバ	万能・ホバー	18.04→18	20.21→20	22.13→22
パワードジム	地上・歩行	18.02→18	20.16→20	22.08→22
ドムトローペン	地上・ホバー	20→20	22.04→22	24.02→24
ジムコマンド	宇宙・歩行	14.96→15	16.95→17	18.98→19
ジオング	宇宙・ホバー	16.98→17	18.85→19	21.01→21

多少誤差は出ていますが、四捨五入をすると全て+2の法則になっているのが分かりますでしょうか！

スラザクウォーリアが16から機動性UPで17.96→ほぼ18になっています。
ここが計算で出した部分です。
しかし他の部分は、スラザクウォーリアの速度16×時間1090＝距離17440
この距離17440から割り算した結果なので、法則性がなければここまでぴったりと+2になるわけがありません。
地上と万能は偶数の、かつ+2の法則性が見られて、宇宙タイプは奇数ですが、見事に上昇の法則は+2になっています。

よって、全ての上昇は+2で表すことが出来ました！
移動速度が2％上昇するスキルは全て+2
歩行とホバーの差も+2
万能と地上の差も+2
一方、宇宙タイプは万能＆地上タイプに比べて-1ですが、宇宙タイプ同士ではスキルは+2で、歩行とホバーの差も+2

この瞬間、私の頭の中では「全て謎が解けたっ！」てな感じで、ここからどんどん検証の深みに入っていったわけです（笑）

地上マップでの独自で設定した速度数値表を示します。①と②はスキル上昇を表しています。

移動速度 ステータス	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24
適正・形態	宇宙歩行	万能歩行 水中歩行	宇宙ホバ	万能ホバ 地上歩行		地上ホバ		地上ホバ①		地上ホバ②

他にも色々実測データを取り、照らし合わせて合致することを確認しました。

この速度ステータスは実際の移動速度が、完璧に比例関係になっています。
例えばザクⅠ（万能歩行16）と、ドム（地上ホバ20）を比較すると、20÷16＝1.25となり、ザクⅠに比べてドムが25％速いです。
実際に歩いてかかった時間を比較すると25％の差になります。

なお、バクゥ等の四足タイプとガンタンク等のキャタピラタイプは、ホバータイプと同等の速度です。飛行はホバーに含みます。

ぜひご自分で一回でもいいので測ってみて下さい！
ただし、自分で測る場合は簡単に出来るのはトレーニング部屋になります。
しかしトレーニング部屋であるガンダムファイトは、唯一の無属性マップになるので、地形適正は反映されません。
だから例えばオススメは、歩行タイプ（16）の何かと、ホバーで機動性UPスキル持ち（20）をトレーニング部屋のガンダムファイトの端から端まで歩いてかかった秒数を測って見てください。
だいたい14.5秒と11.6秒くらいになるはずです。14.5÷11.6＝1.25　例外機体（後述）が少数いますが、絶対そうなりますから！

では話を戻して、宇宙マップの考察に入っていきます。
コロニーレイザーⅡでも、同様の流れで実測・考察しており、完璧に仮定と法則通りに結果が出ました。
万能歩行タイプを16として数値を出しましたので、途中の流れは割愛しまして、結果の表だけ示します。

移動速度 ステータス	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24
適正・形態	地上歩行		地上ホバ 水中歩行	万能歩行		万能ホバ	宇宙歩行		宇宙ホバ		宇宙ホバ①	宇宙ホバ②

水中歩行タイプは、地上マップでは万能歩行と同じ移動速度でしたが、宇宙マップでは-1であることが分かりました。
宇宙タイプは地上マップで万能に対して-1だったんですが、宇宙では万能に比べて+3と、かなり優遇されます。
地上タイプは地上マップでは万能に比べて+2でしたが、宇宙マップでは-3も遅いです。
万能タイプ以外は、地上マップと宇宙マップで適正により変化しますが、歩行とホバーの差は変わらず+2の法則になっています。
スキル上昇に関しても、地上マップの時と同じ+2の法則でありましたが、最速の宇宙ホバータイプだけ例外となりました。

宇宙ホバータイプは一つ目のスキル上昇は今まで通り+2だったのですが、二つ目のスキルはなぜか半分の+1の上昇しかありませんでした。
今までの法則では25になるところが、24にしかなりません。
これは、上の方でも述べましたが、移動速度の上限は24だからです！　上限の考察は後述します。

ここまでが私の考え出した独自の移動速度ステータスで、移動速度の全容を解き明かす基本になるシステムです。

とりあえず以降の検証内容では、基本タイプとなる万能歩行タイプが「16」であり、これからあとに出てくるステータス数値は、実際の移動速度と比例関係にあるということを頭に入れてお読みください。

ここに到達した時に、完全解明する意欲が沸々と！湧いてきたー！

水中マップの調査

お次はみんな大好きな水泳部の出番ですよ～
水適正は実は2パターンあります。
アラスカW.B・ジブラルタル空域・オノゴロ島の、水中がある水中マップと、
ルインシティ・アマゾンジャングル・水中基地にある水場。
この2つの場所で、移動速度の変化パターンは異なります。
水中マップに比べて、水場の方がマイナス効果が高くなっています。

水中マップの移動速度の変化 水中マップは地上マップでもあります。
万能・宇宙・地上の3タイプに関しては、地上適正の増減がある上で、そこから全て-2になります。
機動性UPスキルの増加分と同等です。機動性UP持ちはスキルが発動すると、水中によるマイナスはちょうど相殺されます。

そして気になる水中適正機は・・・+5の大幅増加です！

それぞれの具体的な数値は
万能歩行14　万能ホバ16
地上歩行16　地上ホバ18
宇宙歩行13　宇宙ホバ15
水中歩行21　水中ホバ23
四足・キャタピラはホバーと同じ。
以上となります。マイナスは言うほどでもなく、水中適性のプラスが大きいという感じですね。

水場の移動速度変化
これは恐ろしい変化をします。
万能タイプは驚異の-6！
宇宙タイプは驚愕の-8！！多分w
地上タイプはなぜか少し優遇？の-3！
水中タイプは水中マップと変わらず+5です。
ただし、ホバータイプは水中マップと違ってマイナス効果はありません。

具体的な数値は
万能歩行10　万能四足・キャタピラ12　万能ホバ18
宇宙歩行7　　宇宙ホバ17
地上歩行15　地上四足・キャタピラ17　地上ホバー20
水中歩行21　水中ホバ18
おかしいのが水中ホバーw　歩行より遅くなっています。ただし、該当機がアビスガンダムのみなんですが、変形バグってものがあって、そのせいかどうかが分からない。

そして理屈上はこれらの数値変化になるはずなんですが、実は万能歩行の10や宇宙歩行の7は、ここまで低くありません。
後述しますが、低すぎると減少に制限が入っている感じなんです。
実際は10.4と8くらいになりました。
じゃあなぜ-6と-8という数値が出てきたかというと、それぞれの機体にスキルを積んで検証しているからです。
万能歩行を2つスキル発動させて20にしてから水場を測ると、きっちり-6になるわけです。
宇宙歩行はいくら速くしても19にしかならず、11.2くらいの数値が出てきましたが、ここは推測で-8にしました。
なんとなく制限が入るのは12と見ています。
12以上の場合は法則通りになり、12を下回っていくと減少数値が小さくなるような気がします。
これに関してはこれ以上調べようがありません。
まあ、水場なんて特殊環境だし！これくらいで許してね！

万能タイプが全ての基本速度

ここまで地上・宇宙・水中のマップで調査してきました。少々先に述べましたが、ガンダムファイトはどうなってるんでしょうか？
ガンダムファイトは唯一の無属性マップになっており、地形適性による移動速度の変化がありません。
ちなみにWikiにそのことを書いたのは私です（笑）　昔は地上マップって書いてありました。

ガンダムファイトは、歩行・ホバー・四足・キャタピラ＆特別機のみの区別になり、適正は関係なく、シンプルに歩行タイプに比べてホバータイプは12.5％速いです。四足とキャタピラもホバーと同じ速度です。

ガンダムファイトの速度ステータス
16　歩行
18　ホバー（飛行）・四足・キャタピラ

そこでふと思ったのが、なぜ全てのマップで万能歩行タイプは同じ16なんだろうか？？
宇宙マップと地上マップは、「万能」なんだから同じでも意味が分かりますが、無属性でも16になるんです。
例えば地上歩行タイプは、ガンダムファイト16、地上マップ18。宇宙マップ13と変化するんですよ。

そういうわけで次の調査は、全てのマップで万能歩行の本当の移動速度は同じであることの確認でした。

調査方法
ガンダムヴァーチェの一段格闘を、無属性マップ、地上マップ、宇宙マップそれぞれのマップで、端から端まで振り続ける。
どのマップでも一段格闘で進む距離は変わらないので、振った回数＝仮定距離になります。
次にそれぞれのマップを万能歩行タイプで歩いて、フレーム数を測定しました。
そして、フレーム数を振った回数で割れば比較数値が出ます。

	フレーム数	振った回数	割り算した比較数値
ガンダムファイト	871	33回	26.39
アフリカデザート	1090	41回	26.58
コロニーレイザー	1161	44回	26.38

結果は、ほぼ同じ比較数値が出たので、速度は全く同じと推定できます。
万能タイプは全てのマップで実際の速度は変わらないという事が分かりました！
移動速度に関してこんな調査したのは絶対に私だけだ（笑）

これで、万能歩行タイプが全てのマップで16であることの裏付けが取れて、それを基に計算している他のタイプの数値も間違っていないと確信しました。

ところでSDGOWikiには、「万能タイプは全てのマップで効果微増」なんて書いてますが、そんなことはありません。
何を基準に微増なのかの意味がわかりません。
無属性のガンダムファイトでは万能タイプも地上タイプも宇宙タイプも全く同じであり、そして万能タイプは地上マップと宇宙マップでも変わらない移動速度なので、微増もクソも、何も変わりません。
地上タイプ・宇宙タイプが、それぞれのマップで増減するシステムです。

この調査にどんな意味があったのかは気にしないで下さい（笑）

とにかく万能タイプは基本タイプであるってことなんです！

上限と下限の調査

宇宙マップで宇宙ホバータイプの二つ目のスキルが、本来+2されるはずが+1しか効果がありませんでした。
よって上限は24と推測されたので、いくつか裏付けを取りました。

まずエルメスで調査
エルメスは数少ない特別機であり、通常の宇宙ホバーより+2速い機体です（特別機に関しては後述）。
宇宙マップでは素で23の速度であり、一つ目のNT覚醒スキルで+1の24になり、二つ目のNT覚醒パーツでは全く効果がありませんでした。
NT覚醒パーツの効果が重複するのは確認済みです。

次に水中
シャアズゴックは水中で+5の大幅増加があるので21になります。赤い彗星のシャアは水中ではない所では+4の効果ですが、水中では+3しかされませんでした。上限は24であることが分かります。

次にガイアガンダム犬モード
超速特別機であり、素の状態で22の速度です。機動性UPスキルで+2されて24になります。
パーツNT覚醒を付けましたが、変化はありませんでした。

最後にEXスキル移動速度を付けた機体
EXスキル移動速度は+3の上昇量です（詳細は後述）。
EXスキル移動速度付きエルメスを宇宙マップで測った場合、NT覚醒が発動しても変化無し。すでに上限に達しているからです。
次にガンダムファイトで測った場合、EX付きエルメス（20+3）は、NT覚醒発動で+1の24になり、二つ目は効果がありませんでした。

よって移動速度上限は24です。
基本の万能歩行タイプ16からは、ぴったり1.5倍の速さで上限になります。
スキル上昇、適正上昇、EXスキル上昇のどの効果でも24を超えることはありません。
元々速い機体はEXスキル移動速度を付けるのは考えてね！

※くのーぷす注: 2013年8月の大型アップデート以降も上限24は存在し、スキルなどにより上限を超えることはできません。ただし、この時から実装されたカスタムパーツでは上限を超えることが可能なようです。

次に下限の検証です。
既出の水中マップ調査ですでに述べていますが、この下限の検証で初めて、今までの法則と違う結果が出てまいりました・・・。
地上マップでは最も遅い機体であるビグザムは13です。
下限を調べるには、最も遅くなる水場で測ります。
水場に入って調べると・・・7.7くらい・・・？　なんだか誤差とは思えない中途な数値が初めて出ました。
ザクマインで測ってみると、こちらも8.5くらいのよくわからん数字が・・・
万能歩行タイプは理屈では10になるはずが、10.4くらいになり・・・
とにかく今までの検証では全て綺麗な数値で結果が出てきたのに、下限の調査で初めてくつがえされました。

次に宇宙マップで最遅はサイコガンダムです。
こやつも・・・理屈では11になるはずが、11.3くらいの中途な数値が出現。

これらの調査の例は非常に特殊な条件下であり、大半の機体で一般的な条件では13が最低値であり、24～13までは綺麗に数値が出ます。
推測ですが、12あたりから下がり方に制限が入るのではないかと思います。

正直、下限はよくわからんです。まあいいか。

移動速度基本システムまとめ

①移動速度は歩行・ホバー（飛行）・四足・キャタピラの形態分類と、地形適正によりほぼ全ての機体（95%以上）が分類分けされている。
②形態分類だけで見ると、ホバーと四足とキャタピラが同じ速度であり、歩行に比べて速い。その速度差は、機動性UPスキルの上昇量と全く同じである。
③スキルや適正での移動速度の上昇及び下降は固定値であり、何％とかではない。
④万能タイプは全てのマップで実際の移動速度は同じ。地上・宇宙タイプなどがそれぞれのマップ適正で増減する。

表における移動速度ステータスは、全て実際の移動速度の差となる比例関係になっています。
例①ガンダムファイトにおいて、ホバータイプと歩行タイプを比べると、18÷16＝1.125となり、12.5％の速度差です。
例②宇宙マップにおいて、地上歩行と宇宙ホバーを比べると、21÷13＝1.615となり、61.5％の速度差です。

機動性UPに代表されるSDGOWiki上で「+2％上昇」のスキルは、全て「+2」になります。 例①万能歩行16なら、+2で18となり、万能ホバーと同じ速度になります。
赤い彗星のシャアなどのWiki上で「+4％上昇」のスキルは全て「+4」になります。

これが独自の移動速度ステータスの基本システムです！

特別機体

400弱の全実装機体の95％以上の機体が、今まで明らかにしてきた分類・基本システムによって移動速度が決定します。
また約400の機体の60％近くが、万能・歩行タイプ（16）になります。
その中で、わずか12機程度ですが例外機体が存在します。

それでは例外機体を紹介しましょう。

大型MAマイナスタイプ
サイコガンダム×2　歩行タイプより-2遅い機体。適正が地上なので、地上マップでは適性の+2と相殺されて、実際は万能歩行タイプと同じ速度になる。また変形しホバーになると大型マイナスはなくなる。一方、宇宙では最も遅い機体になる。しかし変形バグというものがある（詳細は後述。）

ビグザム　歩行タイプより-2遅い機体。地上マップでは最も遅い機体になり、宇宙マップでは適正により万能歩行タイプよりは+1速い。

なお、パオングも大型MAっぽいが、法則通りであり、特別に遅くはないです。

ホバー冷遇タイプ
アッシマー　変形前のみ-2で、ホバーでありながら歩行タイプと同じ移動速度。変形するとホバータイプ（飛行タイプ）の普通の速度になる。ただアッシマーは変形バグ機なので一度変形したあとは法則とは違ったシステムである（変形バグ機は後述）

M1Aアストレイ　ホバーでありながら歩行と同じ移動速度。

ガンダムBパーツ　ホバーでありながら歩行と同じ移動速度。

ホバー冷遇タイプは他にもいそうな気がするが現時点で判明しているのは3機。自身で全機体は調べてないので、もし「こいつ遅いかも！」って情報があれば教えて下さい。調査します。

ホバー優遇タイプ
トールギス　万能ホバーより+2速い機体。なお、ギスⅡとⅢは法則通りなので特別速くはない。

ガンダム試作1号機FB　宇宙ホバーより+2速い機体。こいつはスキルでさらに速くなる。

エルメス　宇宙ホバーより+2速い機体。こいつもスキルでさらに速くなる。

ジャスティスガンダム　変形後のみ+2になり、万能ホバーより速い機体。

ホバー優遇タイプはSランクなどにいそうな気もするが、Sランクで未調査はサンドロック改・V2アサルト・アカツキ・FAZZ・ウイング0・GND・レジェンドの7機のみで他は調査済みであり、特別機はありませんでした（10月度時点実装機体）。
サンドロ改とFAZZは歩行タイプなので多分普通。GNDは、GNAが普通なので多分普通。V2アサルトとレジェンドとアカツキが可能性0ではないが、速いとも聞かないし普通っぽい。ウイング0は逆に変形後のクソおっそい速度を調べたいが入手できないんだよなこれがw
なんだかんだで、Sランクだからといってホバー優遇タイプがいそうにはない。
ついでですが、スターゲイザーガンダムはSDGOWikiでは移動速度について何も書かれていませんが、スキル効果で+4があります。

四足優遇タイプ
ゴッドガンダム風雲再起　変形前は法則通りの万能ホバーと同じで（四足だから）、ハイパーモードになると+4になる機体。これはスキル効果ではなく、特別機の性能として上昇する。

ガイアガンダム　変形前は法則通りに万能歩行の速度（16）。変形後は万能ホバーより+4速い（22）。実に変形することで37.5％も上昇する機体。機動性UPスキルが発動すると+2の24になり、あっさりと上限に達する機体。

特別機っぽい機体がいたらSNSにコメント下さいね！速攻調べますんで！！

EXスキル基本移動速度上昇

実測データは、今までの検証を信じていただいて割愛させていただきます。
読むの面倒だと思うし（笑）

ガンダムファイトで
機動性UP持ちホバータイプを計測。
何もなしの時18
機動性UPスキル20
EXスキルのみ21
機動性UP＆EXスキル23

ぴったり+3の結果が出ました。

歩行タイプも計測
ジョニーだったので真紅の稲妻持ち
何もなしの時16
稲妻スキル18
EXスキルのみ19
稲妻＆EXスキル21

まったくもって法則通りに+3でございます。

エルメスもしてます。
何もなしの時20
EXスキル23

そして既出になりますが、＆NT覚醒で24です。
上限の24に達してしまうので、本来+2のNT覚醒は+1の効果しかない。

分かりやすく言い換えれば、
機動性UPスキル等のSDGOWiki上で2％UPのスキルの1.5倍の効果であり
赤い彗星のシャア等の4％UPのスキルに比べると効果が低いです。

当然固定値なので、上昇率は元々の機体移動速度によって変わります。
万能歩行タイプなら　19÷16＝1.1875　→18.75％UP
地上マップで地上ホバータイプなら　23÷20＝1.15　→15％UP
地上マップのビグザムなら　16÷13＝1.23　→23％UP

すでに何度か言っていますが、上限の24を超えることはないので、移動速度が速い機体は気を付けてください。
例えばSランク覚醒キュベレイや覚醒ゼータは両スキル発動で上限の24になってしまう機体ですが、
「めっさ速いS機体にしてやるぜ！」
とか思っても、スキルの効果が無駄になるだけです。

ところで、EXスキル移動速度については、非常に効果があるEXスキルではないでしょうか！
「赤い彗星のシャアより効果ないの～？思ったより低いね・・・そもそも移動速度なんてそこまで重要じゃなくない？？」
って思われる方も多いと思いますが、素で機動性UPスキルの1.5倍移動速度が速いってのは、思った以上に動けますよ。
特に中距離射撃戦メインのチョキや、ある程度前に出る必要があるパーなどには非常に有効と思います。

EXスキルの考察に関しては別ページで語ろうと思いますが、例えば攻撃や防御などのステータス系は、カスタム3ポイント分も上がらないので、OC6のカスタム分より効果がないのです。
サーチ距離は一部の機体くらいしか有効とは言い難いですし、クイックダッシュなんてもってのほかw
ブースト回復と、移動速度の二択かなあと思います。

でもみんなEX攻撃力UPとか付けてね！俺は移動速度UPにするから！！！

その他の調査

その他、細かい所の検証をまとめています。

後ろ歩き 前と横に比べて80％になります。今までの移動速度のシステムでは増減は全て固定値でありましたが、後ろ歩きのみは割合での減少になります。参考までに、ダッシュ速度に関してもバックダッシュは80％の割合減少になるので共通点があります。

ハイド時は+4の大幅増加になります。残念なのはハイド機は全て万能歩行タイプであり、基本が16な点です。ただし、Bチョキゴールドフレーム天と未完はスキルで持ちなので16+2+4の22になり、もしニュータイプ覚醒パーツなどでさらに+2にすると上限の24に到達します。
アイテムインビシブルには移動速度UPの効果はありません。

スキルパーツニュータイプ覚醒は本家スキルと同じ+2の効果です。
重複もします。
ついでにスキルパーツNT覚醒の効果ですが、移動速度とブースト増加とブースト回復効果は本家スキルと同じですが、ダッシュ速度は約2前後の小幅上昇で、敏捷も上昇しているのか分からない程度です。サーチ距離拡大とレーダーもありません。

待機ルームの移動速度は、形態と特別機の性能で変化します。ガイア犬と金ピカゴッドが最速で、エルメスやトールギスなどの特別機が次点です。

心残りはSランクウイング０の変形後移動速度のみ！持ってないので調べようがない！

完結！移動速度の全て

おまけi 移動速度が速い機体ランキング

おまけii 変形バグについて

びっくりですが、変形バグ機というモノが存在します！
該当機体は、メッサーラ・アッシマー・サイコガンダム×2・ジオング・アビスガンダムです。
さて、この6機体に共通する点はなんでしょう？？？

共通点は・・・変形機であり、かつ万能タイプではない機体！

変形バグの概要は、変形をすると、基本である万能タイプの速度に変化します。
その後変形を戻しても適正は万能のままで、なんらかのきっかけで戻ったりはするのですが、リスボンしても万能のままだったりする謎が多いバグです！

ただしアフリカデザートとコロニーレイザーのみ確認し、他のマップは知りません。
オノロゴの水中ではバグがありません。
マップ特有のバグなのか、水中はまた別なのか、謎が多いですが、所詮バグなので詳細の調査は面倒ですw

対戦では地上マップが多いので、メッサーラは変形を行えば宇宙タイプの弱点はなくなります。
サイコガンダムやアッシマーは、宇宙マップでは変形したらすんごい速くなります！
アビスは地上マップはそもそも水中タイプのマイナスがないので変わらないですが、宇宙マップでは少しマイナスがなくなります。
しかし、ジオングは・・・パージしたら戻せないからねw

まあ、変形はしといて損はないってことです！

あとがき

この無駄に長い自己満足文章を最後まで読んでくださった方
ボタン一個でここまで飛んできた方
微妙に素早いスクロールでラストにたどり着いた方
全ての方々に感謝申し上げます！

移動速度に関して調査している方は、SNS上でほんの少数いらっしゃいますが、ここまで深く調査した人は絶対にいません！ 多分・・・
でも、実はワタクシ、動画や画像などの証拠になるデータは提示してないんですよね～。
しかし、移動速度の調査は、全て歩いて計測するわけで、これだけの調査を全部動画で提示してたら合計何時間の動画を用意しないといけないのか・・・そんなとこをご考慮いただいて、証拠はないですが信じて下さい（笑）
絶対に間違ってませんので！ 多分・・・

まあ全部の機体を個別に調査はしていないので、紹介した特別機体以外の機体もいるかもしれません。
もしちょっとでも気になる機体を発見されましたら、SNSにコメント下さい！
入手可能機体であれば即日調査致します！ 多分・・・
他にも色々ツッコミがあればSNSに下さいね！